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親知らずを積極的に抜かない例外の話

親知らずを抜かないで良かった!

と言うケースもなかった訳でないので紹介します。

 

・矯正治療で利用するケース

先天的に歯が足りない事があります。そのような場合は親知らずを引っ張って来て歯並びに加えてあげる事があります。

 

・抜歯しないといけない奥歯があった(移植)

歯が破れてしまって抜かないといけなくなった場合に、ダメな歯を抜いた後に親知らずを移植する事ができます。

 

・顎のサイズが大きくて抜く必要のないケース

顎のサイズが大きく、しっかりと植立している親知らずで、プラークコントロール可能な物は積極的な抜歯の適応にならないと思います。

 

・噛み合わせとして不安定なので、矯正治療を開始するまで温存するケース

個人的にオープンバイト・重度叢生のケースでは、賛否あると思いますが、個人的に咬合関係を変化させたくないので温存しプラークコントロールをしっかり行うようにしています。

 

上記に挙げたケースは、大前提として親知らずにプラークコントロール・セルフケアができており、虫歯が無いのが前提となります。

また、状況により親知らずを残すことが適応にならない場合もあります。

的確な診査診断が必要です。

 

あと、親知らず抜歯は全ての歯科医師ができるわけではないです。

口腔外科の知識がある、抜歯をする事ができる歯科医師に相談するようにしましょう。

©︎駒沢大学の歯医者 - 駒沢公園通り西垣歯科・矯正歯科

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