・噛むための歯がない
8020運動を通して、歯を残す事の重要性が認知されてきました。
歯を残すためには、予防が重要です。
抜歯になる原因の約67%が虫歯と歯周病が原因です。
虫歯と歯周病は早期発見と予防で抜歯することを回避できる疾患です。
”若い時からの定期的な歯科検診・メンテナンスがもっとも有効だと考えます。”
・噛む力が弱まってる、飲み込む力が弱い
筋肉の衰えによって、硬い食べ物を咀嚼(噛み砕く・すり潰す)することが困難になり、よく噛まないまま飲み込むようになってしまします。
それにより、胃腸の負担が大きくなり、消化不良や食欲低下を招きます。
それと同時に、硬いものでく柔らかいものを好んで食べるようになるので、筋力の衰えと・栄養価の偏りが生まれていきます。
また、飲み込む力が弱くなると誤飲・誤嚥のリスクが高まります。
※日常の気付きのポイント
✔︎体重が減ってきた
✔︎食べるのに時間がかかる
✔︎食事量が減って来た
✔︎食べ物の好みが変わった
✔︎口から食べ物が出てしまう
✔︎食事中に鼻水がでる
✔︎言葉が聞き取りづらい
✔︎むせる・時々発熱する
✔︎食後痰が絡んだような声になる
✔︎食後胸がムカムカする
その時その時の状況に応じて、
①”刻み食””とろみ食”など栄養価を落とさないように食事を行うこと
②噛む・飲み込む筋肉のトレーニング
の2つが必要になります。
摂食・嚥下トレーニングとは?
・嚥下体操
・口腔周囲筋のマッサージ
・ブローイングテスト
・頭部挙上
・嚥下訓練
・プッシング
・Kポイント刺激
・メンデルゾーン手技
・発音訓練
・呼吸訓練・咳嗽訓練
と言った、トレーニングがあります。
まずは、オーラルフレイルを予防するために
予防の意識を高めて、セルフケア(日々の歯ブラシ)とプロフェッショナルケア(歯科医院へ通院してのクリーニング・検診)を行う習慣をつけてください。
日付: 2022年3月7日 カテゴリ:BLOG, 歯と全身の健康 and tagged 8020運動, オーラルフレイル, 予防, 健康寿命